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執筆内容 & 進捗管理 → ゆめみ大技林 ’24 (2) and ’25(仮)

PDFの生成方法

make run

🔖 グローバル環境を可能な限り汚染せずにMarkdownから組版のPDFを生成(ゆめみ大技林 '23)

書籍の設定

書籍のタイトルの設定などは、book/vivliostyle.config.js ファイルで行います。

またテンプレートの都合上、年号等が最新に設定できないため、<!-- --> でコメントアウトしています。必要に応じて修正してコメントアウトを外してください。

原稿の追加方法

  • book/manuscripts ディレクトリの中に、拡張子 .md のMarkdownファイルを作成します。
  • book/vivliostyle.config.js ファイル内の entry 配列に、そのMarkdownファイル名を追加します。

文章校正

校正ツール textlint を利用して、文章校正ができます。なお、この lint ツールの使用は任意です。書き方で悩んだ・校正したい場合など、必要に応じて導入してください。

ルール

次のルールを導入しています。

  • preset-ja-spacing
    • 日本語周りにおけるスペースの有無を決定する
  • preset-ja-technical-writing
    • 技術文書向けの textlint ルールプリセット
  • textlint-rule-spellcheck-tech-word
    • WEB+DB 用語統一ルールベースの単語チェック
    • (deprecated になっているので置き換えたい)
  • Rules for TechBooster
    • TechBooster の ルール を使用しています。
    • iOS に関するルールはほとんどないので適宜追加してください。

その他、スペルチェックのルール textlint-rule-spellchecker がありますが、エディターのスペルチェックと競合しやすいので、今回は追加していません。VS Code を利用している場合は、プラグイン Code Spell Checker を追加すれば、スペルチェックが行われます。

ローカル環境で実行する

make lint

VS Code + Docker で実行する

VS Code にプラグイン Dev Containers を追加します。コマンドパレット(ショートカットキー Command + Shift + P)を開いて、Remote-Containers: Reopen in Container を実行します。コンテナーが立ち上がったら、執筆を始めてください。ファイル保存時に textlint が自動実行されます。

無効

あるファイルを textlint の対象から外したい場合は .textlintignore にそのファイルを追加してください。また、ファイル内の特定の文章に対してルールを無効にしたい場合は、次のように記述してください。

<!-- textlint-disable -->

textlint を無効にしたい文章をここに書く

<!-- textlint-enable -->

ローカル環境の Node.js でビルドする

ローカル環境に Node.js がインストールされている場合は、Docker を使わずにビルドできます。

準備

次のコマンドで、ビルドに必要なツールをローカル環境にインストールします。

npm install

プレス版の PDF をビルドするには、Ghostscript も必要になります。次のコマンドでインストールします。

brew install ghostscript

Yarn を利用される方は、corepack を有効にしてください。

corepack enable

実行

  • npm run start : pdfを生成して開く(make run 相当)
  • npm run lint : textlintを実行(make lint 相当)
  • npm run build : pdfを生成(make pdf 相当)
  • npm run build:press : プレス版のpdfを生成(make pdf_press 相当)
  • npm run open : pdfを開く(make open 相当)
  • npm run clean : 生成ファイルをすべて削除(make clean 相当)