JS support -> v1.3.0 released

[irgaly]

SQLDelight Kotlin/JS は今のところオンメモリの sqlite.js にしか対応しておらず、データの永続化は対応していない。

5MB以上のデータを永続化するには今のところ indexeddb へ保存するしかない。

Kottage で indexeddb へ保存するには、今のところ以下の手段が考えられる。

• indexeddb をそのまま使う
  • SQLite を使わずに indexeddb の機能だけで Kottage の Repository を実装する
  • この方法が現状のブラウザでもっとも安定した仕組みを使える
• SQLDelight + sqlite.js
  • 現行の SQLDelight で sqlite.js を使うと、オンメモリで動作する。永続化するにはメモリデータすべてをそのまま indexeddb などに格納することで実現できる
  • JS でオンメモリでキャッシュするだけなら他のライブラリを使えばいいじゃないという気持ちになるので Kottage には不適切
• SQLDelight + absurd-sql を使う
  • SQLite on indexeddb な absurd-sql を使う方法 SQLDelight 2.0 Tasks sqldelight/sqldelight#2694 (comment)
  • まだ PoC コードがあるだけの段階。absurd-sql を動かすために worker.js を用意する必要があったりするし、SQLDelight との組み合わせで何か問題があったときに問題を解決する自信がない
• SQLDelight 2.0 を待つ
  • SQLDelight 2.0 がリリースされたら absurd-sql が正式に対応されるかも
• Chrome WebAssembly SQLite を待つ https://www.publickey1.jp/blog/22/chromesqlitewebassemblysqlitewebweb_sql_api.html
  • Web SQL の置き換えとしての WebAssembly SQLite。将来的にもSQLDelightはこれを採用しそう
  • Chrome 独自の仕組みなので他のブラウザへ広がる可能性は不明。標準化されるとしても時間がかかる

---

現状を踏まえると、Production Ready な品質を得るには indexeddb をそのまま使うしかなさそう。
ただ、indexeddb もいずれ消える流れのようには見えるので Kottage で実装するモチベーションがちょっと上げにくい。

現実的には indexeddb で対応するか SQLDelight が absurd-sql に対応したらそこに乗せるかのどちらか。

[irgaly]

#56 で SQLDelight 1.5.3 + absurd-sql を試してみたが動かない。
これ以上深入りしても absurd-sql をうまく動かせる気はしないので、SQLDelgiht 2.0.0 で永続化JSが対応されるのを待つのが一番いいかも。

[irgaly]

#58 で実装を進めている。
Chrome, Safari ですべてのテストが通るところまで作った。

[irgaly]

v1.3.0 で Kotlin/JS browser に対応しました。

SQLite のかわりに、IndexedDB で実装しています。

v1.3.0 supports Kotlin/JS browser 🎉

https://github.com/irgaly/kottage/releases/tag/v1.3.0